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ボイラーの定義の〇〇に当てはまる適切な語句は?

1.〇〇が〇〇、〇〇〇〇、または〇〇とする物。

2.〇、または〇〇を〇〇して〇〇又は〇〇をつくる〇〇である物。

3.〇〇を〇に〇〇する〇〇である物
1.熱源が火気、高温ガス、または電気とする物。

2.水、または熱媒を加熱して蒸気又は温水をつくる装置である物。

3.蒸気を他に供給する装置である物。
次の法則は何か?

 温度が一定のとき気体の圧力p [Pa]は体積V[立法m]に反比例する。

 一定量(例 分子10個)の気体をピストン付きシリンダーの中に入れ、温度を一定に保ちつつ、ピストンを押して気体を圧縮して体積を1/2、1/3、1/4と圧縮していくと圧力が2倍、3倍、4倍になる。理由は体積が小さくなると分子の壁への衝突回数が増えるため。

※注射器の様に「体積を圧縮すると、圧力は高くなる」。
※実際の気体は、圧縮すると高圧、かつ高温となる。
ボイルの法則

※17世紀のアイルランドの物理学者ロバート・ボイルが発見。
ボイラーの基準値は?
銅の内径 750mm以上
銅の長さ1300mm以上
がボイラーとなる。 
 標準大気圧(1気圧)のもとで、水の凍る温度(氷点)と水の沸騰する温度(沸点)を100等分したものを1℃とする温度は? 摂氏(セルシウス)温度

スウェーデンの天文学者セルシウスが考案。中国音訳「摂爾思」による。
理論上の温度を何というか? 絶対(熱力学)温度
 分子の運動エネルギーが0になる(静止)温度。
 
※単位はK(ケルビン)。

 摂氏-273℃は0K
 摂氏0℃は273K
 摂氏100℃は373K
3つの圧力の関係は?

ゲージ圧力
絶対圧力
大気圧

※ゲージ圧力
 標準大気圧を0として圧力計に表れる圧力


ゲージ圧力=絶対圧力-大気圧
バーナーの異常消火の影響と対象法は?

原因
1.バーナノズル、もしくはストレーナの詰まり
2.燃料弁の絞り過ぎ
3.通風量が多過ぎ
4.噴霧媒体(蒸気・空気)の圧力が高過ぎる。
5.噴霧蒸気中の水分が多過ぎ。
6.油の加熱温度が低過ぎ。
7.油中に水・ガスなどが含まれている。
影響
 蒸気圧力が低下するので、蒸気使用が出来なくなる。

対処法
1.バーナーの燃料弁を閉じ、燃料ポンプ・燃料関係の電源停止、油過熱器の停止、燃料の供給停止。
2.バーナーで、炉外に出せる物は引き出す。
3.ダンパとファンは継続運転して、炉内と煙道の換気。
4.ボイラー圧力と水位の確認。
5.燃料の漏れ、こぼれ、及び可燃性ガスの残留が無い事を確認後、ファンの停止、ダンパを閉じる。
6.蒸気使用先、関係者への連絡。
7.原因の把握と改善後に再点火。
圧力の単位「1Pa」の定義は?

※圧力
  物体の単位面積にかかる力。
 国際単位系(SI)の圧力・応力の単位であるPa(パスカル)で示す。
 圧力計で測定する。

※パスカルとは「パスカルの法則」「パンセ(人間は考える葦であるで有名)」に名を残すブレーズ・パスカルにちなんでいる。
 1m2の面積につき、1ニュートン(N)の力が作用する圧力または応力。1Pa=1N/m2

※気体の圧力とは、気体がピストンや壁を押す1m2あたりの力。
※標準大気圧(1気圧)を示すと次の様になる。
1気圧(atm)=760mmHg=101325Pa=1013.25hPa=101.325kPa=0.101325MPa≒1kgf/cm2=101325N/m2   
標準大気圧=1気圧(atm)の定義は?

※海面上の気圧で、地表からの高さや空気の動きで変わる。
※大気を意味するatmosphereから、atmという記号が使われ、「アトム」と読まれる。
 摂氏0℃において760mmの水銀柱がその底面に及ぼす圧力(mmHg)。
 760水銀柱ミリメートル(mmHg)をパスカルに換算し、小数点以下の端数を切り捨てたもの。
 1954年 第10回国際度量衡総会で101325paと定められた。 
 
※応力単位(Pa)との相関は
1気圧(atm)=101325Pa=1013.25hPa=101.325kPa=0.101325MPa≒1kgf/cm2=101325N/m2  
 
※1トル(水銀柱ミリメートル(mmHg)の別名)との相関は
1気圧(atm)=760mmHg
  
1barの定義は?

※ギリシャ語で「重さ」を意味するba´rosに由来。
 106ダイン(dyn)(=1メガダイン)の力が、 1cm2の面積に作用する時の圧力。
 CGS単位系における圧力単位の一つbarで示す。

 1barは1気圧に値が近く、海面における標準気圧は約1.01325bar(1013.25mbar)。

1気圧(atm)=760mmHg=1.01325bar
=1013.25mbar=101325Pa=1013.25hpa=101.325kPa=0.101325MPa≒1kgf/cm2=101325N/m2  

※パスカル
1bar=100000Pa=1000hPa=100kPa
=0.1MPa=100000N/m2
熱とは?  原子、分子の運動エネルギー。
 温度の高いほうから低いほうへ必ず移動する(熱伝導)。
 例えば熱い飲み物に氷を入れると、飲み物の温度は下がり、氷はとけます。これは飲み物の熱が氷に移った現象。
※熱い麦茶を冷やすのにやかんごと水につけたりするのも、麦茶の熱を水に移すため。
 麦茶とまわりの水の温度が等しくなると、それ以上麦茶は冷えなくなる。
 目には見えないが温度変化で熱の出入りが分かる。
熱量とは?  原子、分子がもっている運動エネルギーの合計。
 この運動エネルギー量(単位はJ、栄養学ではcal)を、物体の温度(熱)や、食品が持つ温度(熱)として、かつ比較したり数値で測ったりできる数値(量)として認識したもの。
1J=0.2388(≒0.24)cal 

比熱×質量×温度変化(差)=熱量
熱容量×温度変化(差)=熱量
次の法則は何か?

 圧力が一定の時、気体の絶対温度T [K]は体積V [立法m]に比例する。
 この時、温度を1[℃]上昇させる毎に気体の体積は0℃時の体積の1/273ずつ膨張する。

 一定量(例 分子10個)の気体をピストン付シリンダーの中に入れ、圧力を一定に保ちながら加熱すると体積は大きくなっていく(理由は温度上昇に伴い分子が壁に勢いよく当たり衝突回数が増えて圧力を上げる)。
 この時ピストンの重さを無くし、かつ動きを自由にすると、圧力が高まった内部の気体がピストンを押し、外部の気体の圧力とつり合うまでピストンを持ち上げる。
シャルルの法則

※18世紀のフランスの物理学者ジャック・シャルルが発見した。
次の熱力学法則は?

 「物体AとB、BとCがそれぞれ熱平衡ならば、AとCも熱平衡にある」原則。
 
※熱平衡とは、2つの系が、熱をやり取りできる状態で接しているが、状態変化が起きない状況。

「第〇法則」と呼ばれる理由は、熱力学の体系が出来上がった後、 ジェームズ・クラーク・マクスウェルが基本法則の一つとして数えたためである。
 温度は熱の移動する方向を示す性質であり、第零法則により温度というものが定義できるようになる他、温度計を用いた温度の測定も正当化される。氷点あるいは沸点の水と温度計(例えば水銀柱)とが熱平衡にある点を基準として摂氏度、華氏温度などが定義された。
熱力学第0法則
熱力学第1法則とは?
エネルギー保存則
 吸収した熱=内部エネルギー+外部に仕事をさせるエネルギー

※お金の収支と同じ
収入=所持金+支出
次の熱力学法則は?

1.高温の物質と低温の物質を接触させておくと、熱は高温の物質から低温の物質に移動するが、外部から何らかの操作を行わない限り、低温の物質から高温の物質に熱が戻ることはない。
(クラウジウスの原理)
2.一定の温度の物質から正の熱を奪ってこれを全て外部に対する正の仕事に変換することはできない。
(トムソン(ケルヴィン)の原理)
熱力学第2法則

3.一定温度の熱源から熱を奪って仕事をさせる熱機関を第二種永久機関と云うが、トムソンの原理により第二種永久機関の実現は不可能である。(オストヴァルトの原理)
A)厳密には第三法則(絶対零度の到達不可能)が必要。
B)第2法則は第二種永久機関が実現するためには低温熱源が絶対零度である必要があると述べているだけで、第二種永久機関が実現不可能とまでは言っていない。

4.断熱系で不可逆変化が起こるとき、エントロピーは必ず増加する。可逆的な変化ではエントロピーの増加はゼロとなる。
(エントロピー増大の原理・クラウジウスの不等式)
 (理想)気体の状態を表す4つの要素(物理量)は? 1.圧力

2.体積

3.気体分子の個数(mol)
1molは約6×10の23乗個
=アボガドロ数

4.絶対温度

※状態方程式
圧力×体積=分子個数×気体定数×絶対温度
熱力学第3法則とは?
 絶対零度でエントロピーはゼロになる。(ネルンスト・プランクの原理)

第3法則は、絶対零度よりも低い温度はありえないことを示している。
熱力学の歴史
18世紀後半~19世紀初頭
 蒸気機関が経験的に発明・改良された。一方この頃気体の性質が研究された。
 19世紀初め、ボイル=シャルルの法則(理想気体の性質)がまとめられた。
熱力学の歴史
19世紀
 1820年頃、カルノーの仮想熱機関(カルノーサイクル)の研究成果が、後の熱力学第2法則とエントロピー概念につながった。
 同時代にフーリエが熱伝導の研究成果を発表(後の物理数学のフーリエ変換につながった)。
 1842年、マイヤーが「エネルギー保存の法則(第1法則)」を提唱。 
 ほぼ同時期にジュールの研究にトムソンが加わり、その共同研究が第1法則を証明。トムソンはさらにカルノーの研究を知り、絶対温度の概念及び第2法則に到達。またクラウジウスも第1・第2法則に到達し、カルノーサイクルの数学的解析からエントロピー概念の重要性を明らかにした(クラウジウスがエントロピーと命名)。
熱力学の歴史
19世紀後半
 ヘルムホルツが自由エネルギー、またギブズが化学ポテンシャルを導入して、化学平衡などを含む広い範囲の現象を熱力学で論じることが可能となった。

 ボルツマンやマクスウェルによって創始された統計力学が発展し、熱力学的諸概念を分子論から具体的に解釈できるようになり、熱力学と統計力学が発展した。
比熱とは?

※物質の熱的な性質を示す重要な量。
※金属、石、空気の比熱は1以下。
※水の比熱は4.187(≒4.2)
※液体の比熱は1以上
※比熱の小さい物は熱しやすく冷めやすい(比熱の小さい物は、同じ熱量を加えた時に、比熱の大きい物より温度の上がり方が大きい)
 物質1gが温度1K上昇するために要する熱量。言い換えると1g当たりの熱容量。 

単位はJ/g・℃(ジュール毎グラム毎度シー)
J/g・K(ジュール毎グラム毎ケルビン)

熱容量(J/℃)÷質量(g)=比熱

 熱容量
比熱・質量

熱容量とは?

※熱容量は物質によって違いがある。
 物体全体の温度を1K上昇させるのに必要な熱量、並びに熱の出入りがあったとき、どの程度温度変化するかを表す状態量、及び物質の熱の含有可能量とでもいうべき量。
 熱容量の大小は、物体の質量に比例する。

単位はJ/℃(ジュール毎度シー)
   J/K(ジュール毎ケルビン)  
 比熱×質量=熱容量

 熱容量
比熱・質量
潜熱(せんねつ)とは?
 物質が固体結晶を壊して「固体」「液体」「気体」と状態変化する際のエネルギーに費やされる熱量。
 これは原子、分子の運動エネルギーには回らないため温度変化として現れない。

蒸発熱(水から水蒸気)、凝縮熱(水蒸気から水)・溶解熱(氷から水)・凝固熱(水から氷)

 夏場に打ち水をすると、涼しくなったように感じるのは、打ち水が蒸発する際に、蒸発潜熱によって熱せられたアスファルトの熱を奪うためである。
顕熱(けんねつ)とは?
物質の状態はそのままで 温度だけが変化する熱が顕熱。

例えば10℃の水をヤカンで80℃まで熱した場合、「水」という液体の状態は変らず温度だけがかわり、その温度変化は実際に温度計で見ることができます。この温度変化が顕熱です。温度の変化が「顕わ」になるので顕熱と呼ばれます
 鋼製ボイラー>水管ボイラーの注意点は?

※水管
 管の内側に水、外部に燃焼ガスが接触。
 伝熱面積当たりの保有水量が少なく蒸発率が大きいので、起動から所要蒸気を発生するまでの時間が短い。および負荷の急激な変動に際し水位と圧力の変動が大きい。そしてキャリーオーバとプライミングに注意が必要。

プラス面
 燃焼室を自由に構築できる(高圧・大容量~低圧・小容量)ので、燃料や燃焼方式に制限がない。および伝熱面積を大きくとれるので、ボイラー効率(熱効率)が良い。
構造による大分類は? 1.鋼製ボイラー
イ)水管ボイラー(貫流・強制循環・自然循環ボイラー)
ロ)丸ボイラー(立てボイラー・煙管ボイラー・炉筒ボイラー・炉筒煙管ボイラー)

2.鋳鉄製ボイラー(鋳鉄製組合せボイラー)
※鋳鉄
炭素(C)を2.14~6.67%、ケイ素(Si)を約1~3%の範囲で含む鉄(Fe)の三元合金。

3.特殊ボイラー(電気ボイラー等)
ボイラーの容量(能力)とは?

 ボイラーの能力、すなわち容量は最大連続負荷の状態で、1時間に発生する蒸発量(kg/h)で表される。但し条件等によって蒸気の熱量は異なるので、ボイラー容量を換算蒸発量で表す場合がある。
換算蒸発量kg/h=実際蒸発量(発生蒸気の比エンタルピ-給水の比エンタルピ)÷2257
ボイラー効率とは?

 燃料を燃焼させ発生させた熱量が、どれだけ蒸気を発生させるのに使われるかを示す割合。
ボイラー効率(%)=出て行った熱量÷入った熱量×100

=実際蒸発量×(発生蒸気の比エンタルピ-給水の比エンタルピ)×100÷毎時燃料消費量×燃料低発熱量
 蒸気ボイラーにおいて水位計に水位が現れない原因として考えられるのは?

1.水面計の汚れによる誤認などの水位の監視不良。
2.水面計の機能不良。
3.水位の異常(高水位、又は低水位)
4.プライミングの発生。
※ボイラー水が水滴となって蒸気とともに運び出される。

対処法
 先ず正確な事実把握⇒水面計の機能試験を行って、正確な水位を確認。
 次に原因に基づいた対処。
利用方法による大分類は? 1.蒸気ボイラー
 蒸気圧力によって蒸気を取り出す。

2.温水ボイラー
 ボイラーと使用箇所がつながる循環パイプで温水を循環させる。
※循環パイプが温水の熱膨張による圧力上昇によって破損しないよう、圧力の逃し弁、大気開放管の逃がし管(膨張管)と膨張タンクが必要である。 
※大気解放管:管の途中に弁やコックがない管。
※鋼製ボイラーの立てボイラー、鋳鉄製ボイラーの半数が温水ボイラーとして使用されている。

 
 安全弁が機能しない場合の影響と対処法は? 影響
 調整圧力未満であるのに蒸気漏れを起こす。

対処法
1.バネの締め過ぎや荷重が大き過ぎないかを確認する。
2.熱膨張等で弁体円筒部と弁体ガイドの間の空きがなくなり、両者が密着しているかを確認する。


蒸気漏れの対処法
1.テストレバーを使って弁の当たり具合を変えてみる。
2.弁と弁座のすり合わせを行う。
3.弁と弁座の間にゴミが挟まっているかを調べる。
4.弁棒が弁の中心を押しているかを調べる。

 異常低水位(安全低水位以下)の対処法は?

※異常低水の原因
1.水位の誤確認。
2.水面計の機能不良
3.ボイラー水の多量な漏れ。
4.給水不良
5.急激に大量の蒸気を消費。
6.キャリオーバ。
7.自動給水装置の故障
影響
 火炉の空焚き状態となり、故障、損傷及び火災の原因となる。
対処法
1.燃料の供給を止めて消火。
2.ダンパを開いたまま、ファンを継続運転して換気。
3.水位低下直後で、給水能力があり、回復が確実であるなら直ぐに給水。但し伝熱面が蒸気部に露出した場合は給水停止。(鋳鉄製ボイラーは割れるため給水禁止)。
4.前項の処置の上で自然冷却後、自然冷却後に異常低水の原因を探り、各部の損傷を調査。
キャリオーバの対処法は?
※不純物や水滴が蒸気と共に主蒸気管へ運び出される(気水共発)現象。
・プライミング現象:ボイラー水が水滴となって蒸気に混入する現象
 原因 蒸気負荷が過大。高水位。主蒸気弁を急に開けた。
・フォーミング現象:泡が多量に発生して、蒸気に混入する現象
 原因 ボイラー水中の不純物等の濃度が高い。 
影響
1.蒸気の純度の低下及び温度低下。
2.水位制御装置が水位上昇の誤認識を起して水位低下を生じる。
3.水滴がウォータハンマを起こす。
4.過熱器にボイラー水が入り、汚損・破損の原因となる。
5.ボイラー水全体が搖動して、水位が確認できない。 
発生時の処置
1.水位が高すぎる時は、吹き出しを行い常用値まで水位を下げる。
2.蒸気負荷が過大な時は、燃焼量を下げる(火力を弱める)。
3.ボイラー水の水質試験によって濃縮が認められる時は吹き出しと給水によって水質を適正値にする(水温を下げる・水質の改善)。
4.各計器の機能試験。

日常運転時の注意
1.適正な薬注量やブロー量により、常にボイラ水中の塩類濃度を水質基準値内に保つ
2.油脂類などの混入防止(主にドレン回収系統で熱交チューブ破孔による混入)
3.気水分離機の定期点検および内部付着物の清掃
4.運転条件の適正化(蒸気負荷の急変動防止、蒸気バルブの急開の防止)
ボイラーの構成は? 1.火炉
 燃焼装置と燃焼室。

2.ボイラー本体
 丸ボイラーで云う胴(水管ボイラーではドラムと云う)、鋳鉄製のセクション

3.附属装置・設備
イ)自動制御装置、給水系統装置、送気系統装置、燃料貯蔵及び輸送装置
ロ)過熱器、エコノマイザ、空気予熱器

4)附属品
イ)運転管理に必要な圧力計(水高計)、水面計、温度計、流量計、通風計。
ロ)安全装置として安全弁、高低水位警報器。
ハ)その他、配管の各種止め弁、コック、吹出し装置。
臨界点とは?  絶対圧力(22.06MPa)に達して潜熱が0になった状態で温度は374℃。

※臨界圧力(22.06MPa)
 飽和水が潜熱なしに蒸気になる圧力
蒸気の変化は? 1.水が100℃で沸騰して蒸気の発生が始まり、更に加熱するとだんだん水が減少して蒸気が増える。(この時温度は100℃で一定)(湿り飽和蒸気:水がまだ残っている)。
2.水が全て蒸気になる。(100℃)(乾き飽和蒸気:水が無い)
3.更に加熱を続けると100℃以上の蒸気(過熱蒸気:飽和温度を超えて過熱されている)。
 ボイラー技士の認定省庁である厚生労働省において、ボイラーの所管局と役割は? 地方支分部局 都道府県労働局、及び出先機関である労働基準監督署

労働局長
 免状の交付、ボイラーの製造・構造・使用検査を行う。

労働基準監督署長
 ボイラーの設置・落成・性能・休止・再使用・廃止検査を行う。
労働安全衛生法の目的は?

※労働安全衛生法を主体に、労働安全衛生法施行令で細かな部分を規定する。実際の仕様等は「労働安全衛生規則」で決められる。
第1条  この法律は、労働基準法 (昭和二十二年法律第四十九号)と相まつて、労働災害の防止のための危害防止基準の確立、責任体制の明確化及び自主的活動の促進の措置を講ずる等その防止に関する総合的計画的な対策を推進する事により職場における労働者の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進する事を目的とする。
 2級ボイラー技士免許の有効期限は?  更新はない。このため無期限で有効となる。
 なお本籍、住所、氏名に変更があった時は「都道府県労働局長」に届け出が必要(再交付も同様)。

 バックファイヤ及びガス爆発の原因と防止策は?

原因
 点火時、燃料の可燃性ガスを炉内に滞留・残留させたままであると、可燃性ガスの燃焼範囲の濃度に至り、点火によって燃焼による急速な熱膨張(爆発)が生じた。

防止策
1.プレパージの適切な実施
ウォーターハンマの影響と対処法は?

※ウォーターハンマ
1.蒸気を、復水(ドレン)が溜まっている蒸気管に送った場合、又は冷水を蒸気が入っている箇所に送った場合において、復水や水は蒸気の流れに押される、又は復水や水の周囲の蒸気が急冷されて凝縮した事から真空部を生じて、周囲の圧力差によって水が加速され間の内面や弁類に衝突する。
2.常温の水と容器の組み合わせにおいて、急激な流速変化により、水流の慣性で管内に衝撃・振動水圧が発生する。
影響
1.騒音
2.管の継手の緩みを生ずる
3.管や弁の破損

対処法
1.蒸気トラップ、又はドレン弁から復水を抜く。

復水をためない構造
1.蒸気配管は先下がり勾配を設ける。
2.要所にドレン弁、又はスチームトラップを設ける。
3.蒸気管の保温

作業時の注意点
1.蒸気止め弁を開く前に、ドレン弁を開いて復水を排除する。
2.蒸気止め弁を開く時は「ゆっくり」開く事。
※冷めた蒸気管に蒸気を送る場合は、初めに少し開いて少量の蒸気を通して管を温める。その上で通気する。
 下記の様な蒸気配管の腐食が確認された。その発生原因は?

発生状況
配管:STPG(圧力配管用炭素鋼鋼材)
ボイラーのマスターコントローラー(運転制御)とボイラー圧力(高低スイッチ)の機器に配管されている蒸気配管から蒸気漏れ発見。
漏れ箇所は、エルボ部分の中央付近でピンホール状態。
 ドレン液面を境に蒸気漏れしていた。配管全体は肉薄状態になっていた。
 PH値:6~7 試験紙より確認。
 使用年数:22~23年
 配管は垂直に設置
 錆びる=酸化する=酸素が必要であるため、水だけでなく空気(が混じった水蒸気)が存在する界面(水面)が一番腐食しやすい。

 蒸気配管でドレンが出るのは避けられませんから、定期的にドレン抜きできるようなトラップとバルブを付けておく事が必要。
ABC重油の比較した際の性質は? 1.密度・引火点・粘度・凝固点・流動点・残留炭素・硫黄量がAからCに至るごとに大きく・高く・多く・難燃性になっていく。

2.低発熱量は、AからCに至るごとに小さくなる。

3.共通の性質は、温度上昇にともなって粘度が低く、密度は減少する。
止め弁の種類は?

※止め弁
 ねじによる弁棒の動きで弁体が弁座に直角方向に作動するバルブの総称。流体(気体と液体との総称)の遮断装置として広く使用。
1.アングル弁
 弁箱と入口と出口の中心線が直(90度)で、流体の流れ方向が直角に変わるバルブ。
2.玉形弁
 一般に球形の弁箱をもち、入口と出口の中心線が一直線上にあり、流体の流れがS字状となるバルブ。
 燃料量と空気量を操作して制御するのは? 空熱比と蒸気圧力、
又は空熱比と温水温度
 蒸気温度を制御するために操作するのは? 過熱低減器の注水量、または伝熱量
給水量を操作して制御するのは? ボイラー水位
炉内圧力を制御するために操作するのは? 排出ガス量
 「すべての気体は、同温、同圧において同体積中には同数の分子を含む。」の法則は?
アボガドロの法則
次の作業は誰が行うものか?

1.圧力、水位及び燃焼状態を監視すること。
2.急激な負荷の変動を与えないように努める事。
3.最高使用圧力を超えて圧力を上昇させない事。
4.安全弁の機能の保持に努める事。
5.一日に一回以上、水面測定装置の機能を点検する事。
6.適宜、吹出しを行ない、ボイラー水の濃縮を防ぐ事。
 ボイラー取扱作業主任者が行う作業。

以下つづき

7.給水装置の機能の保持に努める事。
8.低水位燃焼遮断装置、火炎検出装置その他の自動制御装置の点検と調整を行う事。
9.ボイラーについて異常を認めた時は、直ちに必要な措置を講ずる事。
10.排出される煤煙の測定濃度及びボイラー取扱い中における異常の有無を記録する事。
次の作業は誰が行うものか?

1.安全弁は、最高使用圧力以下で作動するように調整する事。
2.過熱器用安全弁は、胴の安全弁より先に作動するように調整する事。
3.逃がし管は、凍結しないように保温その他の措置を講ずる事。
4.圧力計又は水高計は、使用中その機能を害するような振動を受ける事がないようにし、且つその内部が凍結し、又は80度以上の温度にならない措置を講ずる事。
5.圧力計又は水高計の目盛には、当該ボイラーの最高使用圧力を示す位置に見やすい表示をする事。
6.蒸気ボイラーの常用水位は、ガラス水面計又はこれに接近した位置に現在水位と比較できるように表示する事。
 事業者が行う作業

以下つづき

7.燃焼ガスに触れる給水管、吹出管及び水面測定装置の連絡管は、耐熱材料で防護する事。
8.温水ボイラーの返り管については、凍結しないように保温その他の措置を講ずる事。
9.1の規定にかかわらず、事業者は、安全弁が2個以上ある場合において、1個の安全弁を最高使用圧力以下で作動するように調整した時は、他の安全弁を最高使用圧力の3%以下で作動するように調整できる。
次の系統は何か?

貯蔵タンク

遮断弁

サービスタンク

遮断弁

噴燃ポンプ

流量計

油量調節弁

遮断弁

空気抜き

電気加熱器

バーナ
燃料系統
※液体燃料(重油)の場合
次の系統は何か?

沸水防止管(気水分離器)

主蒸気弁(アングル弁・玉形弁・仕切弁等)

主蒸気管

蒸気ヘッダ⇒蒸気トラップ

蒸気配管

減圧弁

供給先
送気系統
次の系統は何か?

原水→イオン交換・水処理装置
    ↓補給水
給水タンク(ホットウェルタンク)←復水

ストレーナ(濾し器)

温度計

連成計

給水ポンプ

圧力計

ストレーナ(濾し器)

給水メータ

・エコノマイザ(節炭器)
※排気熱で給水温度を上げる。
・熱交換器
※連続吹き出しの熱で給水温度を上げる。

逆止め弁

給水弁

ボイラー(給水内管)
給水系統
次の付属品は?


イ.ある時間の〇〇をまとめて計測する積算計
ロ.特定時間(瞬間時間)の〇〇を計測する指示計
2.
イ.オリフィス形、またはベンチュリ管を使用する差圧式
ロ.楕円形(オーバル)の噛み合った構造の容積式
ハ.テーパ管(広口コップ)の中のフロートの移動位置で計測する面積式
流量計
下記は何の説明か?

 熱が、物質内の温度の高い方から低い方に伝わる現象

※フライパンがコンロの炎で熱せられた箇所から全体に熱くなる。
熱伝導

 物質の中を熱が伝わる伝熱作用、熱の流れやすさを表すのに熱伝導率λ[W/(m.K)]を使う。
下記は何の説明か?

 熱が、高温の固体壁に接触した流体(気体と液体との総称)に伝わる現象

※フライパンがコンロの炎で熱せられて、フライパン上の食べ物に熱が伝わる。
熱伝達=対流=対流伝熱

 固体表面から液体または気体(逆もあり)に熱が伝わる伝熱作用、熱伝達率α[W/(m2.K)]を使う。
下記は何の説明か?

 熱伝導と熱伝達(対流=対流伝熱)が組み合わさった現象。
 熱が、高温の流体(気体と液体との総称)から固体の壁を通じて低温の流体に移動する現象
熱貫流=熱通過

 固体を通して流体から流体に熱が伝わる作用、熱通過率K[W/(m2.K)]を使う。
下記は何の説明か?

 熱が、空間を隔てた物質間で伝わる現象

※フライパンがコンロの炎で熱せられ
て、フライパンの上に手をかざすと熱を感じる。
熱放射=放射伝熱=ふく射

 ある物体から空間を隔てて、離れている物体に熱放射線によって熱が移動する。
燃料に応じた点火方法の分類は? 1.重油
ガンタイプバーナー
回転式(ロータリー)バーナー
圧力(油圧)噴霧式バーナー
低圧気流噴霧式油バーナー
蒸気(空気)噴霧式油バーナー

2.ガス
拡散燃焼(外部混合燃焼)方式
予混合燃焼方式

3.固体燃料(石炭など)
火格子燃焼方式
微粉炭燃焼方式
流動層燃焼方式
 燃焼の副産物で大気やボイラーに悪影響を及ぼす物質は? 1.硫黄酸化物(SOx)
 水蒸気H2Oと繋がり硫酸H2SO4=ボイラーの低温腐食及び酸性雨を起こす。

2.窒素酸化物(NOx)
 水蒸気H2Oと繋がり硝酸HNO3=ボイラーの低温腐食及び酸性雨、並びに光化学スモッグを起こす。

3.五酸化バナジウム(V2O5)
 バナジウムが酸化した物で、高温伝熱面に融着して高温腐食を起こす。

4.煤塵(ばいじん) ※すすや灰の総称で、煙も合わせて「煤煙」と云う。

 
ボイラーに使用される水の種類は? 1.復水(ドレン=蒸留水)
 注意点として配管素材の鉄分が溶解するなど、不純物が混入している可能性がある。

2.処理水
単純軟化
脱炭酸塩軟化
イオン交換水製造

3.その他
 鋳鉄製ボイラーは、水道水をそのまま給水に使用できる。
人工通風(強制通風)の方式は? 1.押込み通風方式
2.直接誘引通風方式
3.間接誘引通風方式
4.平衡通風方式
 ボイラーの設置・落成・性能・休止・再使用・廃止検査を行うのは? 労働基準監督署長
 免状の交付、ボイラーの製造・構造・使用検査を行うのは? 労働局長
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