3ヶ月ごとに(例えば1/1、4/1...)実行したいコマンドがある場合、crontabファイルの空欄にはどのように記述すればよいか?適切なものを2つ選択せよ。 0 0 1 _____ * command
1 1-12:3 2 *(3) 3 */3 4 1-12/3 |
3 , 4 値の範囲/差分 という書き方が可能です。例えば「5分ごと」を表したい場合は、分のフィールドに「*/5」と記述します。1や2のような書式は誤りです。 |
ユーザーがcrontabコマンドで設定したスケジューリング情報は、_______________/cronディレクトリ以下にある、ユーザーごとのcrontabファイルに保存される。下線部に当てはまるパスはどれか? 1 /etc 2 /var/spool 3 /tmp/cron 4 /var/crontab 5 /home |
2 /var/spool/cronディレクトリ以下に配置されるユーザーごとのファイルに、スケジューリング情報が格納されます。このファイルをcrontabファイルといいます。システム用のcrontabファイルは/etc/crontabです。 |
ワークステーションは通常24時間稼動しているわけではないので、cronジョブが実行されないこともある。これを補完する仕組みとしてanacronがあるが、そのための設定ファイルは何か? /etc/_____________ |
anacrontab anacronは、予約されているcronジョブを実行すべき時刻にシステムが停止していた場合、実行されなかったcronジョブをシステム起動後にまとめて実行する仕組みです。設定は、/etc/anacrontabに記述されます。 |
crontabを設定している。5分ごとに実行したいジョブがある場合、下線部にはどのように記述すればよいか?
*___ * * * * /home/koudzuki/bin/script 1 /5 2 |5 3 ,5 4 (5) 5 :5 |
1 「*/5」で5分ごとの設定となります。「0-30/5」とすると、「0~30分の間の5分ごと」(つまり0、5、10、15、20、25、30)という意味になります。 |
毎月23日の午後11時に「/usr/local/bin/lpiscript」が実行されるようにしたい。crontab コマンドを使ってどのように記述すればよいか? 1 0 11 * 23 * /usr/local/bin/lpiscript 2 0 23 * * 23 /usr/local/bin/lpiscript 3 0 23 23 * * /usr/local/bin/lpiscript 4 11 0 * 23 * /usr/local/bin/lpiscript 5 23 0 * * 23 /usr/local/bin/lpiscript |
3 書式は「分 時 日 月 曜日 コマンド」ですので、日付の場所に「23」とあるのは 3.だけです。時刻は24時間表記なので、午後11時は「11」ではなく「23」となります。 |
| at コマンドを使用できるユーザーを制限したい。at コマンドを使用できないユーザーを指定するには、何というファイルを編集すればよいか?絶対パスで記述せよ。 |
/etc/at.deny /etc/at.allow があれば、そこに書かれたユーザーのみが at コマンドを使えます。システムは、/etc/at.allow がなければ /etc/at.deny をチェックし、そこに書かれていないユーザーすべてが at コマンドを使えるようになります。 空の /etc/at.deny があるときは、全てのユーザーが at コマンドを使うことができますが、デフォルトはこの設定になっていると思います。 |
atコマンドで「23時30分」を指定しているのは、以下のうちどれか? 1 at 23 30 2 at 23:30 3 at 30 23 4 at -t 23:30 5 at -d: 23:30 |
2 時刻指定は「時:分」の形で行います。ほかには、 $ at 11:30pm // 23:30 $ at 23:30 +2 days // 2日後の23:30 $ at 23:30 Dec 23 // 12月23日の23:30 といった指定の仕方ができます。 |
crontabコマンドを使ってスケジューリングをすることのできるユーザーを限定する必要がある。そのために利用することのできるファイルはどれか? 1 /etc/xinetd.conf 2 /etc/cron.allow 3 /etc/cron.deny 4 /etc/host.allow 5 /etc/host.deny |
2 , 3 /etc/cron.allow と /etc/cron.deny ファイルでアクセス制御を行います。/etc/cron.allow がなければ /etc/cron.deny ファイルのみが参照され、どちらもなければ全ユーザーが cron を利用できます。 |
以下は/etc/fstabファイルの一部である。これらの中で、第5フィールドの値が適切でないと考えられるものをすべて選べ。 1 /dev/hda5 /data ext2 defaults 1 2 2 /dev/hda5 /data jfs defaults 1 2 3 /dev/hda5 /data vfat defaults 1 2 4 /dev/hda5 /data ext3 defaults 1 2 |
2 , 3 第5フィールドは、dumpコマンドがダンプする必要があるかどうかを指定します。dumpコマンドがダンプできるのはext2/3になりますので、それ以外のファイルシステムの場合は「0」とします。 |
ファイルシステム単位でバックアップを取るには、どのコマンドを利用するのが適切か? 1 cpio 2 dump 3 tar 4 bzip2 5 fdisk
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2 dumpコマンドはファイルシステム単位でのバックアップを行います。ダンプレベルを指定した差分バックアップが可能です。cpioやtarはファイルやディレクトリ単位のバックアップに適しています。bzip2はファイル圧縮コマンドです。 |
| dumpコマンドでバックアップしたデータを復元するには、何というコマンドを利用すればよいか。 |
restore dumpコマンドでバックアップしたデータは、restoreコマンドで復元します。 例)# restore rf /dev/st0 |
ファイルシステム単位でバックアップするときに利用するコマンドはどれか? 1 dump 2 debugfs 3 tcpdump 4 tune2fs 5 fsbk |
1 dumpコマンドを使うと、ファイルシステム単位でバックアップを行うことができます。バックアップを元に戻すには、restoreコマンドを使います。ディレクトリ単位でバックアップするには、tarコマンドなどを使います。 |
以下のディレクトリで、バックアップする必要性がもっとも低いのはどれか? 1 /etc 2 /home 3 /var/log 4 /usr/sbin |
4 /usr/sbin はコマンド類が格納されていて、ファイルが追加更新される頻度は非常に低いので、バックアップの必要性は低いです。一般的にバックアップする必要性が高いディレクトリは次のとおり。
/etc ... 各種設定保存のため /home ... 各ユーザーのデータ /usr/src ... ソースコードやカーネルソース関連など /var/log ... ログファイル保存のため /var/spool/mail ... メールデータ /var/spool/at, /var/spool/cron ... cron,at のデータ |
SCSI接続されているテープドライブ(/dev/st0)をバックアップに利用している。テープ内のtarアーカイブの内容を表示したい場合、どのコマンドを実行すればよいか? 1 tar xf /dev/st0 2 tar tf /dev/st0 3 tar cf /dev/st0 4 tar vf /dev/st0 5 tar zxf /dev/st0 |
2 tar コマンドを使ってアーカイブを展開するには t オプションを用います。f オプションはファイルの指定を行います。 |
システムクロックをハードウェアクロックに合わせるよう設定したい。どのコマンドを使えばよいか。 1 ntpdate 2 date 3 hwclock 4 set 5 env |
3 hwclockコマンドは、システムクロック<->ハードウェアクロックを設定します。システムクロックをハードウェアクロックに合わせるには、次のようにします。 # hwclock --hctosys |
| modprobeコマンドが参照するファイルで、カーネルモジュールの依存関係が記述されたファイルのファイル名を記述せよ(ファイル名のみ)。 |
modules.dep /lib/modules/`uname -r`/modules.depファイルには、カーネルモジュールの依存関係が記述されています。このファイルはdepmodコマンドで更新することができます。 |
カーネルモジュール「usb-uhci」がロードされている。このモジュールのファイル名のフルパスを確認するために適切なコマンドはどれか? 1 modprobe 2 modinfo 3 lsmod 4 ldd 5 ldconfig |
2 $ modinfo usb-uhci で、ファイル名のフルパスなどの情報が表示されます。 |
以下はあるファイルの一例である。該当するファイル名をフルパスで記述せよ。 1 alias eth0 tulip 2 alias tap ethertap 3 alias sound emu10k1 |
/etc/modules.conf /etc/modules.conf は、modprobeが利用するローダブルモジュールの設定ファイルです。モジュールに渡すパラメータや、モジュールの別名などを設定します。問題ではモジュール名のエイリアスが設定されています。システムによっては、/etc/conf.modules という名前の場合もあります。 |
稼働中のシステムにモジュールをロードしたい場合、どのコマンドを用いればよいか? 1 insmod 2 depmod 3 modprobe 4 chmod 5 make |
1 , 3 insmod, modprobe ともにモジュールをロードします。modprobe は、依存関係をチェックしてロードしてくれます。なお、モジュールを読み込むだけが modprobe の機能ではないので、man 等で確認しておきましょう。 |
| 現在のカーネルにロードしているローダブルモジュールの一覧を表示するコマンドは何か? |
lsmod
[解説] lsmod コマンドで、現在稼働しているカーネルにどういうモジュールがロードされているかが分かります。ここに表示される情報は、/proc/modules と同じなので、そちらを cat などで見ても同じです。 |
新たなカーネルモジュールをインストールした。モジュールの依存関係情報を更新するためのコマンドはどれか? 1 ldconfig 2 make modules_install 3 modprobe 4 insmod 5 depmod
|
5 depmodコマンドを実行すると、モジュールの依存関係情報が書かれたファイル /lib/modules/`uname -r`/modules.dep を更新します |
| カーネルの再構築を行うため、make xconfigを使って設定を行っている。この設定をバックアップしておくには、/usr/src/linux/__________ファイルを保存しておけばよい。下線部に当てはまるファイル名を記述せよ。 |
.config make config|menuconfig|xconfigで行った設定は、.configファイルに保存されます。このファイルは通常、/usr/src/linuxディレクトリ(ディストリビューションによっては/usr/src/linux-2.4などの場合もある)に配置されます。 |
カーネルの再構築をしている。X上でカーネル構成の設定を行うためのツールは何か?下線部に記述せよ。なお、カーネルバージョンは2.4.21である。
# make _____________ |
xconfig カーネル・コンパイル・オプションを設定するには、コンソールで利用するconfigやmenuconfigと、X上で利用するxconfigがあります。どれを用いても設定できます。 |
カーネルの再構築をしている。X上でカーネル構成の設定を行うためのツールは何か?下線部に記述せよ。 # make _____________ |
xconfig カーネル・コンパイル・オプションを設定するには、コンソールで利用するconfigやmenuconfigと、X上で利用するxconfigがあります。どれを用いても設定できます。 |
カーネルのソースコードが置かれているディレクトリはどれか? 1 /boot 2 /root 3 /usr/src/linux 4 /etc/src/linux 5 /etc/kernel |
3 カーネルソースは通常 /usr/src/linux ディレクトリに置かれています。実際には、/usr/src/linux-<カーネルバージョン>/ディレクトリのシンボリックリンクとなっています。 |
/sbin/lilo コマンドを実行するのはどのような場合か? 1 共有ライブラリを追加したとき 2 カーネルを再構築したとき 3 shutdown に失敗したとき 4 core ファイルが作成されたとき 5 ディスプレイを変更したとき |
2 カーネルを再構築したあと、新しく作られたカーネルイメージで起動するように、LILO の設定を変更します。 /etc/lilo.conf を編集した後に実行を忘れることが多いようですが、/sbin/lilo を実行してはじめて変更が反映されます。 |
「make config」で設定したカーネルの設定が保存されているファイルと考えられるのはどれか? 1 /boot/vmlinuz 2 /etc/kernel.conf 3 /etc/lilo.conf 4 /usr/src/linux/.config 5 /etc/.config |
4 カーネルコンフィギュレーションは .config ファイルに保存されており、通常/usr/src/linux ディレクトリにあります。 |
印刷待ちの印刷ジョブを表示するにはどのコマンドを実行すればよいか? 1 lp 2 pr 3 lpq 4 ls 5 cat /proc/lp
|
3 lpqコマンドでキュー内の印刷ジョブを表示できます。なお、任意のプリンタを指定するには-Pオプションを使います。 $ lpq -Plp1 |
一般ユーザーとして共有のネットワークプリンタを利用している。あるとき誤って印刷すべきでないデータを lpr コマンドで印刷してしまったが、まだプリントキューで印刷待ちの状態となっている。プリントキューにある自分のすべてのジョブを削除するには、どのコマンドを用いればよいか? 1 lprm - 2 lpr -rm --all 3 lpd -a 4 lpq -ra |
1 一般ユーザーでプリントキューにあるジョブを削除するには「lprm -」でOKです。lpd は印刷デーモンです。 |
1枚の紙に複数ページを印刷するためには、どのコマンドを利用すればよいか? 1 lpq 2 lpm 3 mpage 4 magic-filter 5 printcap |
3 $ mpage -2 -P /etc/hosts あるいは、 $ mpage -2 /etc/hosts | lpr のようにすると、2ページを1枚にまとめて印刷します。デフォルトは4ページ1枚です。 |
lpr コマンドを用いて印刷するとき、印刷部数を4枚に設定するのは、以下のどのオプションか? 1 -4 2 -p4 3 -4* 4 -#4 5 -*4 |
4 -#[枚数] で印刷部数を指定できます。プリンタ関連問題も必ず1~2問は出題されますので、コマンドやオプションはざっと目を通して、覚えておいたほうがいいでしょう。 |
| lpdを使って印刷を行っている。プリンタの設定を行う設定ファイル名をフルパスで記述せよ。 |
/etc/printcap プリンタの設定は/etc/printcapで行います。以下は/etc/printcapの一例です。
lp01|laserLPR01\ :sd=/var/spool/lpd/lp01:\ スプールディレクトリ :mx#0:\ 印刷ジョブの最大サイズ :lp=/dev/lp01:\ プリンタデバイス名 :if=/var/spool/ldp/lp01/filter:\ 印刷フィルタのパス :lf=/var/log/lp01/log: ログファイルのパス |
「lsa」と入力すると「ls -la」が実行されるようコマンドエイリアスを設定したい。どのコマンドを実行すればよいか? 1 alias lsa=ls -la 2 alias "lsa=ls -la" 3 alias lsa="ls -la" 4 alias "ls -la=lsas" 5 alias "ls -la"=lsa |
3 alias <エイリアス>=<コマンド> です。コマンドにオプションも付ける場合は、その間の空白がシェルに解釈されてしまわないよう、引用符で囲む必要があります。 |
| シェル関数を定義するコマンドは何か。 |
function functionコマンドでシェル関数を定義できます。定義済みのシェル関数を表示するには、declare -fコマンドを使います。 |
ユーザーがリダイレクトの使い方を誤って、ファイルを上書きしてしまうミスが続発した。そこでリダイレクトによるファイルの上書きを禁止したい。/etc/bashrcに記述する内容として適切なものはどれか? 1 export NOREDIRECT=1 2 function { '>' = '>>' }; 3 set -o noclobber 4 export REDIRECT=0 5 env '>' '>>' |
3 「set -o noclobber」でリダイレクトによるファイルの上書きを禁止することができます。 |
「echo $?」を実行すると「1」が表示された。ここで上矢印キーを押し、再度同じコマンドを実行させるとどうなるか? 1 「1」が表示される 2 「0」が表示される 3 「?」が表示される 4 何も表示されない |
2 「echo $?」は直前のコマンドが正常に終了したかを示します。ほとんどのプログラムは正常終了すると「0」を、エラーが出ると「0」以外を返します。一度目の「echo $?」は正常終了していますから、次は「0」が表示されます。 |
bashシェルについての適切な記述をすべて選択せよ。 1 シェルスクリプトのコメントは「//」で表す 2 /etc/.bash_profileファイルはすべてのユーザーログイン時に実行される 3 ~/.bashrc は bashが起動するたびに実行される 4 /etc/profile は、パスや環境変数の設定など、システム全体にかかわる初期化ファイルとして使われる |
3 , 4 1: コメントは「#」です。 2: /etcディレクトリにこの名前のファイルはありません。 |
以下は、bashシェルスクリプトの一部である。ここでは、変数var1とvar2に格納されている値(数値)を足し合わせる処理をしている。下線部に当てはまるコマンドは何か? _________ $var1 + $var2 1 expr 2 add 3 echo 4 export 5 env |
1 exprコマンドを使って四則演算ができます。また、 echo $(( $var1 + $var2 )) のような形でも計算できます(こちらの方が速い)。 |
以下は、画面上にひたすら「BABEL」という文字列を表示し続けるシェルスクリプトである。下線部に当てはまるコマンドは何か? ________ true do echo "BABEL " done 1 for 2 if 3 while 4 loop 5 test |
3 whileでのループは、指定した条件式が真である間、do~doneのループを実行します。ここでは条件式が常に「true」となっているので、終了させられるまでループを繰り返します。 |
以下は、ユーザーから入力された名前のファイルを削除するシェルスクリプトである。下線部に当てはまるコマンドは何か? echo "Enter the file name: " _______ fn if [ -f $fn ] then ; rm $fn else ; echo "No such file" fi 1 input 2 var 3 export 4 set 5 read |
5 readコマンドは、標準入力から1行受け取り、その値を変数に代入します。 |